ウイスキーを飲み干したグラスをそのままにしておくと、そのウイスキーの持つ「アロマ」が薫ると言います。複雑な香りを持つウイスキーは、飲む前に香り、ひとたび口に含むと香りが広がり、飲み干した後もアロマが鼻孔をくすぐるように戻ってくるのです。
ナッツ、塩、スモーク、シトラス、イチゴジャム、ハーブ、チョコレート、熟したフルーツ、そして文字通りパフュームのような香水のような香りも。ウイスキーは大麦と水で作られ、樽に入れられてからはその土地の空気と時間がその味や香りを創りあげる。長いもので50年もの間樽に寝かせられるものもあり、その土地の素材と水と時間が織りなす究極のスローフードと言えます。
今回が第3回目となるこのツアーも、全国的にも著名なウイスキーコレクターでありバーオーナーの平井杜居さん(BAR BARNS)にご協力いただき、「香り、薫る、ウイスキー&バーの世界。」と称して開催していただきます。きっとあなた好みのウイスキーの香りや味、アロマが見つかるはずです。ぜひお楽しみを。