濃尾平野に浮かぶ小島のような小牧山の頂上にそびえる、小牧山城。織田信長が清州から移り築城した山城で、小牧山全体に土塁、堀、曲輪が展開し、山頂周囲には近世城郭のルーツとなる石垣がめぐらされていました。また武家屋敷や商家などを計画的に配置し、近世に整備された城下町の原型ともいわれています。上街道に設けられた旧小牧宿の町並みを歩き、れきしるこまきで小牧山城を取り巻く歴史を学び、改修の終わった小牧山城の展望室から濃尾平野を眺める360°の眺望を楽しみましょう。天下人になる織田信長が、この小牧からどんな未来を見たのか。歴史に想いを馳せながら桜咲く春の小牧山を満喫しましょう。