徳川家康はおよそ400年前、鎌倉時代に定めた尾張四観音(荒子、笠寺、竜泉寺、甚目寺)に囲まれるような位置に名古屋城とその城下町を整備しましたました。令和4年は甚目寺観音が恵方に当たります。厄払いの節分会参加もかねて甚目寺エリアを巡りましょう。日本武尊の伝説が残る日本で唯一漬物の神様の萱津神社や平安時代創建で1200年の歴史を誇る正法禪寺など、鎌倉街道と伝わる古道沿いの社寺を訪れた後は、恵比寿大黒を祀る大徳院と恵方で賑わう甚目寺観音節分会へと向かいます。日本の伝統行事の節分や、古代、中世と交通拠点となった鎌倉古道など、当時の人々の暮らしに思いをはせてみましょう。