笠寺台地は「年魚市潟(あゆちがた)」の海に浮かぶ松の生茂る「松巨島(まつこしま)」と云われてきました。波寄せていた高低差のある地形には「土地の記憶」がまちの遺産として刻み込まれています。古墳、古城跡、社寺仏閣、旧酒蔵、旧鎌倉街道の残る「笠寺台地」の豊かないろんな表情を見つけるのは愉しいです。国の重要文化財である「富部神社」は、慶長年間清洲城主松平忠吉公によって創建され、桃山建築の姿を残す本殿を境内に入り、特別拝観させていただきます。