名古屋城築城の際に開削され400年以上の時を経ても人々に愛される「堀川」、名古屋港と旧国鉄笹島貨物駅を結び、市域南西部の発展の拠点となった「中川運河」。水運は名古屋の経済発展に大きな役割を果たしました。また、鉄道や市街電車(市電)といった陸運も物流や人々の移動手段として広く利用されていました。長きにわたり人や物資を運び名古屋の経済発展を支えてきた陸運・水運の軌跡を名古屋市学芸員の解説と「なごや歴史探検」アプリを使いながら追っていきます。そういった運河沿い、当時の駅や市電が走っていた道ではどんな風景が広がっていたのでしょうか。当時の写真や面影を照らし合わせ、想いをめぐらせながら歩きましょう。