愛知県豊橋市。新幹線が止まる豊橋駅西口から歩いて4分の所に白くWillettと書かれた行灯看板が鈍い光を放ちます。初めて一人で開けるにはためらってしまうような思い扉を開くと、そこには禁酒法時代のウイスキーから、日本では珍しいファミリーカスクのバーボンが所狭しと並ぶバーボンバーがあります。それが全国・世界から人が訪れるプレミアムバーボン専門店『GEMOR(ゲモー)』です。BARオーナーの石田さんは必ず1年に一度はアメリカを訪ね、自身が保有する樽の具合を見たり、最先端のバーボンにふれて帰ってきます。しかし品揃え・バリエーションも多彩で豊富。実際、石田さんの指南でバーボンを薦められるままに飲んでみると、よく言われる「煙くさい甘味のある感じ」だけではなく、香水のような華やいだものや、どっしりと甘味とスモーキー具合が強いもの・・・など、本当に多種多様で、飲み慣れた「バーボン」の認識が覆ります。
今回のバーボンツアーでは初心者の方でも楽しめるようにオーナーの石田さんに①バーボンウイスキーとは?(歴史+製法)②現代のバーボン最前線③バーボンの楽しみ方などを解説いただきテイスティングでは3つコーナーに分けて、1)バーボンの多様性を感じる、2)スタンダードなバーボンでも年代ごとに味が違う、3)プレミアム・バーボンを飲むの3部構成で6杯以上はお楽しみいただこうと考えております。目から鱗の120分。ぜひお楽しみください。