現存12天守の1つにも数えられる国宝犬山城は16世紀に織田信長の叔父、信康によって木之下城より城郭を移して築いたといわれています。築城から400年以上の間に城下町は災害などを経験しながらも、現在の歴史ある街並みを残しています。そんな犬山の城下町を知ることは、日本各地にある歴史ある街並みをより深く楽しめることにつながるのではないでしょうか。

このツアーでは前半に江戸・明治・大正・昭和期の町屋の特徴や時代の変遷による建物に対する考え方、蔵をはじめとする防火の技術、防御のための城下町のつくりなどを、後半は犬山城天守の特筆すべき造りや城郭ならではの特徴などを建築史家の米澤さんと一緒に歩きながら学びましょう。

日本建築や街並み、お城を見るのがきっともっと楽しくなりますよ。