PAGE TOP

村瀬裕さん / 鈴三商店4代目 有松鳴海絞り 型彫り絵刷職人(影師)

GUIDE

プロフィール

村瀬裕さん / 鈴三商店4代目 有松鳴海絞り 型彫り絵刷職人(影師)

1952年東海市生まれ。
1971年に絞りの絵刷り家業を行っていた叔父に弟子入りした後、1977年には「鈴三商店」の屋号で独立。
絞りのデザインから、型づくり、加工まで分業制の絞りのあらゆる知識を網羅し、数少ない絞りのコーディネーターの役割をする職人の一人。
これまでにも有松や国内だけでなく、創作活動は世界に広がり、生地開発に取り組むなどして2006年には光触媒を取り入れ、開発した照明で「GOODデザイン(特別賞)」も受賞。
現在は2014年設立された株式会社スズサンの会長職として、スタッフの技術面での人材育成に取り組みながら、海外からのインターンシップ生をこれまでに50名以上受入れるなどして、国内外の子供から大人まで様々な年齢層を対象に絞りの体験実習やワークショップ、講習会を世界各地で行っている。
また、これまでにもワールド絞りネットワークで国際絞り会議の活動のサポートや、日本遺産の有松地域の取り組みも勢力的に行い、2021年には法隆寺の伎楽の裳の衣装の絞りの復元を手掛け、また、これまでの活動を中学の国語の教科書に取り上げられるなどをして、現在も産地活性にも携わっている。

スズサン