信仰の対象としての河馬と狼に、ガルーダやグリフォンのモデルとなった鷲。恩を返す鶴と、地球を支える亀。酒好きで知られる猩々から、伝承上のゴリラまで。幻想世界の獣たちがリアリティをもって語られてきたのはどうしてでしょうか。現実世界の生物の形態や行動、生態などの特徴を紐解きながら、幻想世界の住民に想いを馳せる幻想動物園・第二弾。文化の多様性と生物の多様性の広がりを、一緒に感じてみませんか。