1973年に“日本で初めての子どもの本専門店”として誕生した「メルヘンハウス」。2018年に一度は閉店しましたが、2021年8月に2代目店主の三輪丈太郎さんが実店舗を再オープンさせました。「来るたびに旬の本があって、会話をしながら買い物を楽しめる、八百屋みたいな本屋にしたい」と三輪さん。まずは、大人も楽しめる絵本の魅力や、メルヘンハウスを復活させるまでの物語などを聞いてみましょう。紆余曲折な生き方をしてきた三輪さんの「人生の1冊」紹介も。その後、参加者のみなさんにも、それぞれの人生の指針になるかもしれない絵本選びを楽しんでいただきます。大人にこそ、絵本が必要なときもあるはず。「最近疲れている」「新しいことに挑戦したい」など、一人ひとりの今の気分に合わせて、三輪さんが絵本を“処方”します。最後はぜひ、自分への贈り物にラッピングを。メルヘンハウスでは、贈り主の想いを込められるようにギフト用の包装はセルフでお願いしています。自分のための絵本を大事に包む瞬間、どんな気持ちが心に浮かぶのでしょうか。