美濃焼の産地、陶磁器で生産量日本一を誇る岐阜・土岐市の中でも、
大正10年創業のカネコ小兵製陶所は世界から注目される窯元です。
昭和には熱燗用の徳利を年間160万本も生産し「とっくりの小兵さん」と呼ばれるほどでした。しかし、時代の変化で徳利の注文が減少。新しい器に挑戦する中でガラスのような輝きを放つ器「ぎやまん陶」が作られました。
丁寧に作られたその器がドイツの展示会でクリスチャン・ディオールの名バイヤーの目にとまり、現在ではフランスのパリ本店で販売されています。
今回はカネコ小兵製陶所の小平さんのガイドで、“本物”をつくるアットホームな窯元をじっくりご案内してもらいます。ぎやまん陶が生まれた裏話も!
また、実際に器を使って食を楽しんでもらいたいと毎月第1土曜日だけオープンする窯元直営おもてなしの店「窯や小兵」で今回は五平餅をご用意しています。
器が好きな人が更に器が好きになる窯元ツアーですよ。