およそ400年前、徳川家康が名古屋城を築いたときに、城から鬼門の方角にあたる四つの観音寺(荒子、笠寺、竜泉寺、甚目寺)を城下の鎮護として尾張四観音と定めたそうです。四観音のうち、その年の恵方にもっとも近い寺の観音が『尾張の恵方の観音様』とされ、令和2年は荒子観音で節分会が行われます。今回は荒子城址や荒子観音など戦国大名・前田利家のゆかりの地のを巡りながら、春の訪れを告げる令和初の節分会を楽しみます。招福をもとめて参拝もかねた荒子界隈のまち歩きへ出かけましょう。