尾張地方で江戸時代中期頃に始まり、金箔仕上げと伝統技法が融合した豪華なつくりが特徴の名古屋仏壇は、木地師、漆塗師、金具師、彫刻師などの専門の職人が分業で製作し、各工程に特化した熟練の技が集結しています。

このシリーズでは名古屋を代表する仏具屋さん大黒屋仏壇店の内藤社長と一緒に名古屋仏壇に携わる職人さんのもとを訪れます。今回訪れるのは、森仏壇漆工房。地域の寺院からの修復依頼や、ご家庭の仏壇のメンテナンス、さらには本丸御殿再建にも携わっている工房です。

このツアーでは、内藤さんと森さんから名古屋仏壇・漆についてのお話、森さんサポートのもと漆塗り体験、そして最後に森さんの職人技の実演と世界でもほとんどないという漆の絵画を鑑賞して漆の世界にどっぷりと浸かっていただきますので、お楽しみに。