尾張藩により開かれた東海道沿いのまちで、絞り染めの産地として栄えた有松地区。有松絞は伝統工芸として今も受け継がれ、繁盛した商家の街並みと共に歴史を今に伝えています。江戸時代より代々絞り業を営む竹田嘉兵衛商店の竹田さんのもと、伝統的な絞り技法を教えてもらいながら自分だけのデザインをあしらった日傘をつくります。デザインも参考となる図柄やデザインの資料を見て自分の好きなデザインをつくりましょう。針と糸の裁縫未経験の方でも大丈夫です。染色工程を見学後、染め上がるまで庄九郎カフェのランチコースでゆっくり舌鼓。染め上がりの生地から抜糸をして絞った図柄をひらく瞬間は感動的な体験です。作った当日持ち帰ることができるので、残暑の残る有松を日傘をさして散歩してみてください。