織田信長が客人をもてなした長良川の「船遊び」。伝統の鵜飼と遊宴文化とが融合した、岐阜が誇る極上の船上お座敷遊びです。西日本で唯一、男芸者が在籍する岐阜花柳界。芸の達人・幇間喜久次が、舞妓とともに丁寧に「お座敷遊び」をレクチャーしますよ。

夏の夕刻、屋形船に乗船、金華山を眺め、川風に吹かれながら上流へ。船上でいただく地酒と極上お弁当はこの上ない贅沢です。暮れゆく長良川に提灯の灯が揺れ、三味線太鼓の音が美しく響く中、一子相伝、宮内庁式部職鵜匠による鵜飼がはじまります。狩下り、総絡みと篝火に照らされた幻想的な絵巻物のような風景とめくるめく船上体験は一生の思い出となるでしょう。