華やかな尾張文化のもと、堅実な土地柄と気風のため、模様の配色は色数を控え、一つの色の濃淡で絵柄を描く渋さが特徴的な名古屋友禅という伝統工芸。今回は伝統工芸士としての職人であり友禅による新しい表現を求める作家でもある櫻井さんと共に、名古屋友禅の手仕事の現場を見学させていただき、女性伝統工芸士に指導を受けながら染めの面白さを知ってもらうためにオリジナルの手ぬぐい染めを体験していただきます。

今回の総柄は広重を思わせる迫力の「こいのぼり」。端午の節句が5月5日ですので、子どもだけでなく、みなさんが上り調子になっていけるようにとの想いを図案に込めました。

櫻井さんに指導いただきながら染めていきますので、未経験者でも安心!大人の塗り絵のように集中して楽しんでもらえます。

伝統工芸の技に触れながら自分好みの配色に染め上げ、世界に一つだけの染手ぬぐいを作りましょう。