「鮎の美味しさって育った川の苔の味なんだね!」川原町泉屋で、川違いの鮎を食べると、みなさん、そうおっしゃいます。川の流れが蛇行していると、苔が生えやすく、グリーンテイストのあるきれいな苔を食べている鮎は、スイカや抹茶の香りがしたり、甘味や苦味が強かったり、なんとも清々しい味わいがするのです!馬瀬川や郡上川の鮎は、銀座あたりでは有名な鮎ブランドとして珍重されるのですが、実はわれらが誇るべき中部地域の産物。鮎を食べて地域を知り、鮎を味比べして豊かな岐阜の川の恵みに想いを馳せましょう。

コース料理では、全品に鮎が登場します。鮎のうるかや熟れ寿司のご飯の部分を洋風商品として開発したリエット&クリームも絶品!最後の締めは、無化調の鮎らーめん、または鮎ぞうすいが選べます。おなかいっぱいになったら、風情あふれる川原町の夜の風景を散策しながら、鵜飼が終わった時間の静かな長良川をちょいと眺めて帰りましょう。