「美濃路に歴史あり」 関ヶ原に勝利した家康は大坂勢に権勢を見せつける新城の築城を計画します。新しい城をどこに築てるのか?その時家康はどう考えたのでしょう。かくして美濃路は築城や「清須越し」の資材の運搬路として、のちには名古屋の街の発展に大きな役割を担いました。太平の時代になると、美濃路は将軍の上京、公家の下向、朝鮮通信使や琉球使節、お茶壺道中などに頻繁に使われ、流通面でも名古屋経済を支える重要な脇往還となりました。さまざまな時代を見てきた美濃路を歩き、往時の歴史を読み解きましょう。
そして5月17日は八坂神社に長寿や豊作を願う大祭「提灯祭り」が開催されます。高さ20mの竿に880個の提灯を掲げる山竿提灯は必見。オレンジ色の灯が夕闇に浮かぶ幻想的な景色に癒されましょう。