動物は動くもの、植物は動かないもの。そんな固定観念を持っている人も少なくないでしょう。でもその動かないはずの植物が、長い距離を移動する時がタネの時です。植物はその分布域を拡げるために、タネや果実に工夫を凝らしています。さてどんな工夫が凝らされているのでしょう?

生物教員の永田さんの案内で、鶴舞公園内の植物とそのタネ・果実を観察しに出かけましょう。不思議な実のカタチから見られる生きる仕組みや進化のカタチに驚くこと間違いなし。ドングリは重力散布でころころと、セコイアのぼっくりの中には羽根付きで風散布のタネが。ベル状の実をつけるユーカリの実、羽子板のタネに使われたムクロジのタネ、食べると美味しいシイの実などなど。

誰しも子どもの頃には、どんぐりやまつぼっくりを無心に拾った思い出があることでしょう。実りの秋の一日、童心に返ってタネや実を拾って観察してみませんか?