岡崎と言えば徳川家康と八丁味噌。大豆のうま味が凝縮した豆みそで、少々の酸味・渋みのある独特な風味があり、料理に濃厚なコクを出す八丁味噌。江戸時代初期より旧東海道を挟んで向かい合った2軒の老舗「まるや」と「カクキュー」が伝統製法でこの味を守り続けています。

 

大豆と塩のみを原料に木桶に仕込み、職人の手で天然の川石を円錐状に積み上げ重石とし、二夏二冬(2年以上)天然醸造で熟成させる『本物の八丁味噌の味』とはどんなものなのか。その味わい深さはどこにあるのか。今回は八丁味噌の老舗2社の副社長と社長にご案内いただき、「八丁味噌」の魅力に触れていきます。

 

「まるや」では浅井社長のご案内で蔵見学、八丁味噌ピザトーストづくりと味噌田楽の試食を。「カクキュー」では早川副社長のご案内で非公開の蔵見学から資料館でこれまでの八丁味噌の軌跡を追い、八丁味噌パウダーをかけたソフトクリームの試食を。それぞれの味噌汁を飲み比べをしたり、お土産にはみそだれ(まるや)と八丁味噌パウダー(カクキュー)をお持ち帰りいただけます。

 

全国の調味料に精通する“調味料エバンジェリスト”の下倉さんのコーディネートで、知っているようで知らない八丁味噌の世界をとことん堪能しましょう。