織田信長が客人をもてなした長良川の「船遊び」。伝統の鵜飼と遊宴文化とが融合した、岐阜が誇る極上の船上お座敷遊びです。西日本で唯一、男芸者が在籍する岐阜花柳界。芸の達人・幇間喜久次が、舞妓とともに丁寧に「お座敷遊び」をレクチャーしますよ。

夏の夕刻、屋形船に乗船、金華山を眺め、川風に吹かれながら上流へ。船上でいただく地酒と極上お弁当はこの上ない贅沢です。暮れゆく長良川に提灯の灯が揺れ、三味線太鼓の音が美しく響く中、一子相伝、宮内庁式部職鵜匠による鵜飼がはじまります。狩下り、総絡みと篝火に照らされた幻想的な絵巻物のような風景とめくるめく船上体験は一生の思い出となるでしょう。

 

1300年の歴史があり、時の権力者たちに保護されてきました。織田信長公は「鵜匠」という地位を与え鵜飼を保護したと言われており、徳川家康はたびたび岐阜を訪れ鵜飼を見物、保護し、岐阜でつくらせた鮎鮨を江戸まで運ばせました。
また、鵜飼は多くの文化人にも愛され、松尾芭蕉は岐阜を訪れた際、鵜飼を見物し「おもうしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」という句を残したほか、名優チャールズ・チャップリンは2度鵜飼見物に訪れ、ワンダフルと絶賛したと言われています。
長良川の鵜匠は6人で正式な職名は宮内庁式部職鵜匠といい、代々その技が受け継がれています。