植物は食べられそうになっても、隠れたり、走って逃げたりすることはできません。そのため、身を守る手段として発達させてきたのが化学的防御と物理的防御。化学的防御とは、食べにくる動物の毒となる物質を、体内に持つことで身を守るしくみ。毒の作用は生物ごとに違うこともあり、使い方によっては薬として利用されることもあります。物理的防御とは、体を硬くするなど、食べにくい構造を作ることで身を守るしくみ。そのため触ると危険な構造を持つ植物もあります。生物教員の永田さんの案内でそんな植物たちを実際にながめながら、どんな工夫をしているかを体感しましょう。
暑い夏の日の午後、怖い植物の話に耳を傾ければ、ぞくっと涼しい感じがするかもしれません。それぞれの植物の生きざま、人との関わりの歴史を知れば、花の美しさばかりでなく、もっと違った目で植物を見られるようになることでしょう。街中よりも緑陰の涼しさを感じられる東山植物園で、そんな植物の裏話を聞いてみませんか?




