ノリタケの森に遺る歴史的建造物を専門家 小川さんと共にめぐるスペシャルツアーです。ノリタケの歴史やノリタケの森の成り立ち等については、ノリタケの森のスタッフがご紹介します。

まずは日本初の近代的な製陶工場の姿を今に伝えている【旧製土工場】。旧陶磁器センターとともにノリタケの森の歴史的景観を形成する重要な建物です。

つぎに【煙突遺構】。巨大なトンネル窯の煙突跡で、1979年に工場が移転した際に高さ約8mの基部が残され、6本煙突のモニュメントとして当時の面影を残しています。かつて工場内に何本もの白い煙突が立ち並び、日本の近代産業が世界へ向けて力強く躍進していった、活気あふれる時代に思いを巡らせてください。

ハイライトとなる建築は【旧日本陶器 本館】。磁器タイル張りの建物で、現在でもノリタケの本社社屋として使われています。名古屋の近代化を支えた建築家・鈴木禎次が晩年に到達した至高のオフィス建築。角地の緩やかな湾曲壁面や、窯業会社としての誇りを感じさせる美しい磁器タイルの外壁など、装飾を排した「モダニズム様式」の中にも、さりげなく幾何学的意匠を見ることができます。

歴史的建造物を辿りながら、かつてノリタケのディナーセットが輸出され、「メイド・イン・ジャパン」が世界へ羽ばたき始めた時代に思いを馳せてください。