1919年に瀬戸の窯元として創業した眞窯。瀬戸産の陶土の土の味を生かした陶器の素地に絵付けをした染付に始まり、“染付窯屋”をコンセプトに現在にいたるまで多くの魅力的な製品を生み出してきました。

美しい白と藍色のコントラストのために素材選びからこだわり、瀬戸地方独特の焼成方法“ねらし”によってできる「潤いをもったブルー」も特徴の一つです。絵付けでは 染付特有の“濃み”という技法を駆使し、太く大きな筆から呉須をスポイトのように流し出し、磁器の表面に絵を施していきます。墨絵のように藍一色だけで様々な濃淡の青を表現できる多様さは他の器にはない美しさです。

このツアーではまずはじっくりと工房の見学をして、そのあと実際に染付体験をしていただきます。太い筆をスポイトのように使って描く濃み技法にチャレンジするもよし、細い筆を使って自由に描くのもよしと好みに合わせて絵付けを楽しんでください。

4代目の加藤真雪さんと一緒に眞窯の魅力を体験しましょう。